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教育産業の経済活動の側面をひとまず脇におけば、学校において、主役を担うべきは学び修める者であり、決して教え育む者ではない。 教育デザインにおける情報メディアの利活用は、このような長く続く転倒から離れ、学修者の内発性を回復させるためにある。 しかしながら、また同時に、先行する学修者としての教育者が、それぞれの専門分野で学修の動機、目標、成果を、後続の学修者に「映える」ものとすることは、学修者の内発性獲得にとって欠かせない。 今回のシンポジウムでは、教え育む者の「みせる」から、学び修める者の「みえる」までの間にあるICT利活用の企てと可能性について、学修者の内発性を浮かび上がらせ映えるものとするための、デザインにかかわる実践例と概念定義にもとづき検討する。

Guest

1954年静岡県生まれ。東京大学教育学部卒業。1999年より慶応義塾大学環境情報学部教授。2006年より東京藝術大学大学院映像研究科教授。専門は教育方法と表現方法。「どうしたら、それが伝わるか」をテーマに、映像・アニメーション・グラフィックデザインにおける新しい表現手法を開発。脳科学の知見を基とした表現の研究など、分野を超えた活動を行っている。 [主な受賞歴] 朝日広告賞最高賞 / ADC賞グランプリ / 1991年クリエーター・オブ・ザ・イヤー / 毎日デザイン賞 / スロバキア・ドナウ賞 / NHK日本賞総務大臣賞 / ニューヨークADC賞金賞 / 2011年度日本数学会賞出版賞/2012年D&AD賞 / 平成23年度芸術選奨受賞 / 平成25年度紫綬褒章受章 / 2014年度カンヌ国際映画祭短編部門正式招待上映など。

認知科学・学習科学の知見をもとに、学習活動/環境の開発やその効果の検証を専門とする。現在ではPBLを中心に学習者の主体性に主軸を置いた協調学習の開発 実践 支援を行なっている。また所属している情報メディアセンターでは 青山学院で展開している授業支援システム(LMS)の選定(開発) 運営 利活用支援を担当している。

北海道大学工学部情報工学科卒業。卒業後は私立高校で情報と数学を教えていたが授業の単元配置による生徒の理解度の差異について興味を持ち東京大学教育学研究科教育内容開発コースに進学。修士課程修了。2012年青山学院高等部に情報科教員として赴任。2014年高等部ICT機器委員会の招集者としてICT機器導入の提言などを行っている。

慶應義塾大学法学部政治学科卒。 慶應義塾大学大学院政策メディア研究科修士課程修了。青山学院中等部社会科教諭。 主に公民・歴史を担当している。大学卒業後、神奈川県内私立高で非常勤講師として政経・日本史などを教え、 その後大学院に進学。大学院在学中から私立中高一貫校で非常勤講師として政経・日本史・地理を担当し修了後は有期専任として勤務。2011年より現職。

早稲田大学教育学部理学科卒。早稲田大学大学院理工学研究科修了。青山学院中等部理科教諭。理科Ⅱ分野(生物、地学)を担当している。大学院在学中に都内私立学校で理科を教え、 大学院修了後、民間企業で防災に関わる業務に携わる。2007年に青山学院中等部に非常勤講師となり、2008年より現職。

早稲田大学大学院修了。NTT伝送研究所、米国カーネギーメロン大学客員研究員、NTT-ME、ソフトバンク・ブロードメディア株式会社を経て2006年よりマイクロソフト株式会社。コンシューマー&オンライン事業部WindowsLiveチームディレクター。2011年、パブリックセクター統括本部文教本部にて教育機関顧客向けの営業に従事。2015年から現職。IEEEmember・工学博士。

Event Booth

新しい体験を通して、手を使いながら考えることの楽しさを伝えるキット『DEDEkit(デデキット) 考え方のワークショップ』が、佐藤雅彦教授と木村稔助教(東京藝術大学 大学院 映像研究科)の企画・監修・アートディレクションのもと、産学協同プロジェクトとして誕生しました。今までに体験したことのない頭の使い方を提案する3つのキットをご紹介します。 美術出版エデュケーショナルは学校教育をはじめ、世代を問わず、図工・美術の持つ「作り出すよろこび」を提供するコンテンツを発信しています。

平日は高校生、週末はクリエイター。高校生によるコンテンツ制作スタジオ「GILD」始動!デジタル撮影編集、音響デザインなどのベーシックな技術から、3DCG、VRなどの新技術、コーディングやデザインを含むコンテンツ作りを学びながら、教材や広告などのコンテンツを制作します。渋谷とオンラインを拠点に、高校生が、ゲームの中ではなく実世界で協力しあってアイデアを実現していくクリエイター集団をご紹介します。

~映像のパワーを解き放つ、映像統合プラットフォーム~Mediasiteは全世界で65ヵ国、1500の大学に導入している映像収録配信システムであり、世界で最も使われているソリューションです。多動画での収録・配信に加え、TV会議システム、IPカメラにも対応しました。世界No.1シェアの経験を活かし、教育改革の支援、学習のための最適な映像活用をご提案します。

「エンゲージメントテクノロジーが教育の未来を変える!」エンゲージメントテクノロジーは、スタンフォード大学学生ベンチャーのSension社が開発した、エンゲージメントという人の行動の初期に現れる、潜在的な意識、感情、意思などの変化を時間的連続性の中で捉えることができる、まったく新しい概念のカメラセンシング技術です。当社では、教育分野でのエンゲージメント活用方法をご紹介します。

Program
Access
  • 青山学院大学 青山キャンパス
  • シンポジウム会場|青山学院大学 青山キャンパス 総研ビル(14号館) 12階 大会議室
  • 情報交換会会場|アイビーホール 4F クリノン
  • 〒150-8366 東京都渋谷区渋谷4-4-25
  • JR山手線、JR埼京線、東急線、京王井の頭線、東京メトロ副都心線 他「渋谷駅」より徒歩10分
  • 東京メトロ(銀座線・千代田線・半蔵門線)「表参道駅」より徒歩5分
Entry
  • |定員|
  • シンポジウム 400席 / 情報交換会 80席
  • ※申込制|先着順|定員になり次第受付を終了します。
  • |申込期間|
  • 2016年11月1日 - 2016年12月09日
  • |申込方法|
  • 参加申込受付は終了しました。